Project “Metropolitan Archives”

作品

どこか懐かしさ漂う長い遮断器

新井薬師前第2号踏切

いしいすぐる (著)

中野駅から徒歩で北上すること約20分。4車線の広い道路を大胆に遮る踏切がある。よくよく見てみると面白い構成。電車が通るとなると8本の遮断棒が順々に降りてくる。新宿から西東京に伸びる西武新宿線は、この地域の主要路線。3分に1本右に左に通る忙しさから開かずの踏切となっている。それ故にここの線路は地下化工事が進んでいる。もうすぐ失くなってしまう、踏切で待つ一瞬の煩わしさ、順々に降りる独特な踏切、中野通りを横切る線路。そんな都会に残る独特などこか懐かしい風景を一冊の写真集に納めました。

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発売日2020/06/07
ページ数142ページ
価格360円 (税込)
サイズタブレット端末を推奨